旅立ち応援隊

旅にでたいけどいろんな理由でいけてない人たちに情報や旅の楽しさを伝えるブログです。

相手がキレてまで強引に値切る買い物は楽しいですか?

自分がいう立場のものなんかなー、と悩みながら書いた記事ですがオピニオンとして広まればいいなと思います。

仕事上、チャリ散歩のお客さんからそうでない人までいろんな旅人と話をします。また、マーケットでも多くの日本人を見かけます。

一部の人ですが「しつこく値切ってたらこんなにまけることできたんですよー。店員怒ってましたけど笑」とかマーケットで日本人が喜びながら「いい買い物できました」ていうのを横目で仏頂面で見てなにかいいたげな店員さんとか見かけます。
このまえアイスすら値切ったという人の話を聞いてひきました。

たしかに東南アジアでの値切りながらの買い物は楽しいのですが相手を不快にどころか怒らせてまでする買い物は楽しいですか?


とっても疑問です。

 

カンボジアにきた人に買い物の相場とか聞かれたときだいたい個人的な経験と勘で「最初に言われた値段の半分くらいがちょうどいい値段だと思います」と答えます。
実際、買い物していてほか見るわーと去ろうとしたときに店員さんがだいたい最初の言い値の半分の値段を提示してきます。つまりはそこがギリギリ自ら店員さんが下げてくれるボーダーラインかなと個人的に思っています。

最初に言われた値段の半分というのと同時に「あくまでコミュニケーションです」と答えます。
その意味は対等なやりとりですよ、ということです。しつこく相手を怒らせるまで値切るのってはたして対等なやりとりといえるでしょうか。どこか下に見てませんか?あとは相手が不快になってなくかつ自分でいいと思った値段が「相場」です。

 

嫌な顔するくらいなら売るのやめればいいじゃないか、という人多いでしょう。
けどあれ?おかしいなー 「いじめが嫌ならやめればいい」「ブラック企業が嫌ならやめればいい」あれ?どれも一緒の言われようじゃない?

 

なかには続けざるを得ない事情なり追い込まれてる人がいるかもしれないのに...店員さんも在庫が減るだけマシと利益度外視で売ってるかもしれません。

日本は空気を読める国民性だなんて聞きますがまったくそうは思いません。本当にそうならほどほどのところで値切りはやめますもん。

 

「旅の恥はかきすて」など言われますがどこぞのだれのせいか知りませんがぼくの知り合いのガイドに「日本人はケチ」と言われたことありますよ。
「中国人のほうがたしかにワガママだけど金はたくさん払ってくれるから中国語習う日本語ガイドも増えてきている」とも聞いたことあります。そうしたのを聞いて憤る前に自分の胸に手をあててみましょう。

 

値切るのをやめろ、と言ってるわけではありません。
むしろ店員さんと話しながら値切っていくのは楽しい体験にもなるでしょう。
しかし執拗なまでに値切ったり相手が不快になっていても値切り続けるのはいかがなものかと思います。ましてそれを自慢するなんて「自分はそんなみみっちい買い物しかできないドケチです」って言ってるように聞こえます。

「双方」が満足し感謝しあうのが一番理想なんじゃないかなと思います。反面教師としてぼくもきをつけます。